哲学とは何か

Zoomにてオンライン開催

参加者4名

2021年初開催でした。新潟は大雪で手がかじかんでいましたが参加者のみなさんに支えられて充実した回でした。参加してくださったみなさんありがとうございます。

(が、メモの字が汚すぎて一部書き起こせない笑)


今回もまずテーマに関連するワードを挙げてもらってからそのキーワードをヒントに問いだしをするという2段階の手順を取りました。

そうすることで様々な角度、焦点の問いがでてくるからです。特にテーマが大きすぎる時には有効です。

<キーワード>

自然科学とのは異なる方法論 本質を考える 客観的な正しさは求めない 概念化する

高校の倫理 ソクラテス ルソー よく分からない やっぱり答えは必要なのではないか

心理学 倫理学との違い 数字では表せないもの

難しそうなもの 一言で説明できなさそう 良い・悪いの判断の外にある行為

淡々としている 感情と一線を画す 違う見方と出会う 批判的なもの

日常生活で出会わないもの(と思われてる)考えること

人生 人間 生き方 思考 方向 考え方 存在 現象 

軸 知識 真理 宗教 信じるコト

哲学と哲学史 つまらない 役に立たない 人気がない 対立

社会の規範 行動指針 探求 時代や地域によって正解が異なるもの


<問い出し>

なぜ人は生きるのか?

生きるために、生きる目的が必要なのか?

「哲学」って訳語はおかしくない?

哲学するのに必要なこと

日常生活での哲学はどんなもの?

探究するとはどんなこと

問うとはどういうことか

思考とはどういうことか

哲学を通じて何を得るのか

なぜ哲学があるのか

哲学することで自分に社会に生かせることは?

哲学をやる意味は?

哲学をやってよかったこと?面白かったこと

真理って何?

正解って何?

哲学は何の役に立つか

哲学の目標は真理の探究か

何かを信じ込んでいる人は哲学してるといえるのか

哲学に最も遠い人はどんな人か


<対話>

なぜ哲学があるのか?

 ・昔から続いているのには訳があるはず

 ・自然科学が限界に来ている

 ・ひとりで考えても自由かわがままかわからない(ので対話をする)(対話が哲学)

 ・人の考え、言葉を聞いてきっかけにするもの

 ・自分が頭で考えたと思っていることも環境に作られたもの、そこから自由になるのが哲学

  ・自由は難しい 周りに影響を受ける  

  ・力を抜く、寛容になる

 ・科学を超越するもの

 ・枠を外して考えることができる

なんで自由な思考ができるのか?

常識を疑って社会を変えていくため

 ・ルソー 貴族と農民 人間は平等なはず

  ・人間は生まれながらに平等ではない

   ・社会常識にとらわれると生きづらい人がいる

   ・哲学は自分の生き方 生きる意味をみつけること

 ・一方で何かを信じなければならない

(考える力は)人間に備わっているもの

 ・極限状態で見つけるものがある 戦争 発達障害など

いろんな人の考えを聴くのが哲学

哲学をやらなくていい、やらせないことは出来るのか?

・哲学をできないこともあるのではないか?

 ・衣食が足りていなければ哲学は発達しない

・意識して気を付ければできるというのは間違い、遅刻するな忘れものをするなと言ってみんなできるはずと思っているが脳の構造でできない人もいる。100mを10秒で走れる人とできない人がいるのと同じ

・哲学する時もあるししない時もある。同じ人でもできる時とできない時がある。

・哲学出来る環境、場を作っていくことが大事

哲学と自然科学等の学問の違いは何か?

・哲学は答えが人の数だけある

・もともとはすべての学問は哲学だったのではないか?宗教や国家の施策で哲学から科学が取り除かれた。違いはいつの「哲学」を対象にするかで変わる

・原点はすべての科学 そこから分かれてきた

・ソクラテスをどう見るか

疑問に思わないようなことを疑問に思うのは難しい

 ・当たり前と思っていたことが他の人と違っていて他の人のやり方で結果が変わる

自分を客観的に見る自分を得られる

正しさや心理に近づくという心理

先を考えようとすること

今の哲学者はアートや文学の世界にいるのではないか?三島由紀夫など

・哲学しすぎると死んじゃう

・哲学して気づいたことをどう表現するか、それが音楽や文学などだったのであり、芸術家がみんな哲学者であるとは違うのでは?

・政治家⇔哲学者⇔アーティスト

・表現されたものや運動を哲学か芸術か判断するのは受け取る側の問題


哲学の目標は心理の探究か

・心理は人によって異なるもの 一致しない

・私にとっての幸せは何かということ

真理はあるのか?

 ・真理がないのが真理

 ・世の中には法則があるという前提

 ・世の中には法則があると思う

 ・幸せは個をなくすことでは?

  ・社会全体の調和

  ・自我をなくす

  ・全体最適

  ・蜂や蟻が生物として最適なのでは?個がなくて集団

   ・彼らは幸せなのか?

    ・生き物全部に幸せがある

    ・欲求がないことが幸せかも

    ・生物学的仮説

    ・生き物はすべて欲求や感情を持つ

    ・感情、意思

    ・ホルモン、神経伝達物資の作用を感情と思っているだけ

 ・(哲学の目標は)妥協点を探すこと

  ・政治的、社会的

 ・「私にとっての」真理の探究

・個人がどう対応するか、どう考えるか、どう思うか

 ・コロナ禍 未来はだれにも分からない

・社会で方向性をみつけること

 ・哲学手は一致は別の段階

 ・共通認識

 ・どんな人でも幸せになれる世界がある そんな楽園を作るため

  ・幸せと幸せの対立もあるのでは その時どうするか

  ・幸せは信じてしまうこと

   ・それは哲学の放棄では

・疑問を持ったら幸せ

・本来は疑問を頭の中でもっともらしい答えで終わらせるのではなくそれを仮説として証明する段階がある

 ・それだけの資源(時間、お金、手段)がないだけ

 ・哲学のジレンマ



哲学を体系的に整理するような回になるかと思いましたが全然違う方向に流れていきました。

現代における哲学の役割を問う2時間でした。

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