『ルール・法律って何?』

12月23日『絵本と珈琲 松涛』(柏崎市)にてテツガクカフェを開催しました。

参加者は5名。いずれもリピーターの方でした。ご参加ありがとうございます。


今回はまずテーマに関連するワードを挙げてもらってから問いだしをするという2段階の手順を取りました。

そうすることで様々な角度、焦点の問いがでてくるからです。


<キーワード>

国家 約束 郷に入っては郷に従え マナー 縛り まとまり 規則

人の頭の中にあるもの スポーツ 自分勝手なやり方考え

安心な暮らし 町内 作っていくもの 誰かが作ったもの

社会生活 犯罪 抜け道 宗教 倫理 学校生活 会社の中のルール

ルールの範囲の大小 社交ダンス 言葉 共同生活 家庭 人権

村八分 仲間外れ 憲法 勝手な押し付け 守る守らない 裁判

規定 ロボット三原則 改正 ペナルティー 遵守 ないと困る

規格 武器 警察 交通ルール 助けてくれるもの 資格 潤滑


<問いだし>

憲法は変えていいのか?

ルール・法律はあったほうがいいのか?

細かいルールは必要か?

社会と町内において安心な生活上のルールは必要か?

権力が持つものが都合のいいように変えていないか?

「ルールは破るためにある」は正しいのか?

文章にしても穴ができるのでは?

社会のとって勝手な押し付けはないか?

実際に守ってもらえるものなのか?

今の時代にあっているか?陳腐化していないか?


<対話>

ルール・法律があったほうがいいのか?

・会社ではしょっちゅう起きる問題に対してルール化を行った。

 例 始業5分前

 始業5分前は常識なのでは?

 自己判断なのでは?

 江戸時代は一刻は2時間くらいで意外とルーズだった。

 島根は出雲時間、沖縄には沖縄タイム おっとりしている。

・営利目的の企業と公務員(自治体)ではかなり違う

・空気を読むのが苦手だから空気を読んでほしいなら文章にしてほしい

・あったほうがもめない

・学生服から私服 制服から私服への流れをどう思うか?

 きまった服が合ったほうが楽

 洋服代がかかる

 選ぶのが面倒

 柏崎高校で私服になったのは、自分でふさわしい服装を選択する力を養うためで自由を尊重したものではなかったが、現役世代にその由来は伝わっていない。

・なぜそのルールが作られたのか 理由がわからなくなる わからないから守られなくなる

・動機づけが大事

・しばりつけすぎてもよくならないのでは?

・親からのしつけが大事 

・縦割り化して親しか教えられる人はいない 親が教えていない

・江戸時代切り捨てごめんはあったのか?

 生麦事件

 士農工商

 むやみに行われてはいない。切ったほうも罰せられた

・罰則で守らせることができるのか?

・権力者がルールを守らないのはなぜか

 責任と権限 

 責任と権威

 保身

・横断歩道で待っている人がいたらどうするか?

 ほとんどのひとは止まらない

 止まるときと止まらない時がある

 自分で止まるというルールをもっている

 安全を確認して止まるかどうか決める

 止まった結果追突事故が起きて横断しようとしていた子供が責任を感じていた

・友達の運転する車に乗っていてその友達がかかってきた電話に出たらどうするか?

 注意する

 車を停車させる

 運転モードにしておく

 自動で運転モードになったりするといい

・ポケモンGO!が発売される前に、絶対に運転中にプレイする人が事故を起こすといわれ、実際に犠牲になった人がたくさんいるが、予測できたのにリリースした企業に責任はないのか?

 アメリカのような訴訟社会では訴えられている。

 日本ではそこまで責任は問われない。

 経済活動優先

・ほかのゲームについても子供たちがゲームに費やす時間が増えていて問題だ

 昔は子供同士で遊んでいた

 自分たちで遊びを考えていた。いまは与えられるだけ。

 命の奪い合いをするゲームを子供たちがプレイしている。

 親がルールを決めても限界がある。親が自分の時間を作るのにゲームを与えている。


権力者に限らず、自分たちもルールを適当に解釈していることを自覚したところで時間となりました。

にいがた哲学カフェカレンダー

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