『チームとは何か?』
連荘で本日は長岡のひでじいの哲学カフェへ(ただし30分遅刻)
チームとは何か?
キーワードを出してから対話へ。
その中の一コマ
「スポーツをしていて、上手くならない、選手に選ばれないという子がいて、嫌ならやめればいい」
「チームへの貢献度を考えたり評価するときに、今だけを見がちだが、長期的な視点が必要。中国の故事で、役に立たなそうでも特殊な才能を持った人を雇って食べさせていたら、いざという時に役に立った。(漠然とした記憶でしゃべったのでこんな感じに言いましたが、「鶏鳴狗盗」のこと。)RPGで言えば、前衛が強すぎて魔法使いやヒーラーの出番がなく、後衛いらないと思ったら、物理攻撃が効かない敵や、前衛だけでは倒しきれない敵が現れた時に後衛がいなくて負けた。ということもある。長期的に評価されるべき。」
「スポーツチームで選手に選ばれない人や、弱い人は、いる意味がないのではないのか?と(本人が)思ってしまう。意味があるとしたらどんな時か?」
「スポーツに怪我はつきもの。スタメン選手が怪我をしたときにはサブのメンバーや選手に選ばれていなかった時に人数がいなければ試合に出られないし弱くなる。だから意味はある。」
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「選手以外のチームメンバーが自分はいらないんじゃ?と思ってしまうのは、選手に選ばれたチームメンバーが「自分は選ばれた、だから自分は必要とされているんだ」と思う反動で、「選ばれなかった人は可哀そうな人、いらない人」と思ってしまうのかもしれない。そしてそれが選ばれなかったチームメンバーにもなんとなく伝わって、「自分はいらない」と認識してしまうのでは?そういった誤解を生まないためにもスポーツの指導者の役割は重要」
「そういった誤解が、アイドルファンの応援の仕方に見え隠れする。選抜メンバーは必要、アンダーメンバーは不要、とか、あの子はかわいくないからいらないとか。ロングテールをカバーできているからトップアイドルグループなのであって、ファンの数が少ないメンバーも必要なのである。」
参加者10名
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